Naoki Onogawa

Naoki Onogawa


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『 Naoki Onogawa 』

- Exhibition -
2017
1/16-2/5「WONDERS vol.01 Ceramic, Lacquer, Paper」MINA-TO (スパイラル 1F) 東京
1/25-26「Art Cocktail」SEZON ART GALLERY 東京
3/2-5「art on paper」NewYork
3/24~4/9「Sakura展 」MDPギャラリー 東京
4/15~30 「small works」モルゲンロート 青山 東京
6/7-8/1 「アートアベニュー」日本橋高島屋 東京
9/27-10/3「-」日本橋三越 東京

- 作品取り扱い先 -
西武渋谷店 美術画廊 東京渋谷
Picaresque 東京参宮橋
A/Dギャラリー 東京六本木ヒルズ3階

- store dealing in -
SeibuShibuya Shibuya Tokyo Japan
Picaresque Sangubashi Tokyo Japan
A/D Gallery Roppongi Tokyo Japan


折り鶴アクセサリー minneにて販売中です。
【minne】 : https://minne.com/naokionogawa
- 取り扱い先 -
【A/Dギャラリー】 東京六本木ヒルズ内3F
Picaresque】 東京参宮橋

詳しくはお気軽にお問い合わせください。


Mail : naoki.onogawa@gmail.com
Tel : 080-3258-1835







只今展示中

小野川直樹展 - 彩 -

2017 6/7 -8/1日本橋高島屋2階アートアベニュー
東京都中央区日本橋2-4-1
Tel 03-3211-4111
10:30 - 19:30

これまで展開してきました鶴の樹シリーズの彩りに焦点を当て制作します。多彩な鶴の樹が立ち並ぶ並木道をお楽しみください。

2017年1月23日月曜日

これまでとこれから

 
これまで と これから
 
 
 
 

幼少期の頃、幼稚園、特に小学生の頃に折り紙に熱中していました。夏休みの自由工作では折り紙で作った恐竜のジオラマを作っていたほどです。高校を出て美術系の学校へ通いだした頃から自身の核になるものを作品へ落とし込みたいと思うようになります。掘り返して行くとそこには折り紙がありました。その中から折り鶴を選びました。その時は直感で選んでいました。なにか可能性を感じたからです。それは今も変わっていません。ちょうど在学時に3.11を東京で経験しました。その夏に初めて折り鶴を使った作品「smile」を制作します。そしてその半年後に卒業制作で「鶴の樹」を制作しました。
 
3.11に関して、東京で体験した揺れと報道で知ったその時の現状。ものづくりにおいて なにか形にしたいと思い、自分のアイデンティティのひとつと捉えた折り鶴で作品を制作し始めました。1年後の4月に岩手県陸前高田へと赴きます。現地の方の話や実際に町を観て回り、自然の驚異の前では人間は何もできないのだと恐ろしくもあり、また、広大さを感じました。それは人種も性別も社会的地位も関係なく襲ってきます。いつの時代も自然の脅威と向き合い、しかし時にあやかり、共存しているのだとあらためて思うと同時に、人間の持つ精神面の力強さも見聞き体験しました。
折り鶴は平和の象徴と良く耳にします。陸前高田で瓦礫の近くや建物の入口に吊るされた千羽鶴をみて、行き場のない気持ちを折り鶴に託しているように見えました。戦後、折り鶴は広島や長崎に送られていますが、毎年何トンという膨大な量の折り鶴が届くのだそうです。彷徨っている気持ちの吐き場所であり、その繰り返されている惰性の様なものに違和感を感じます。
 
折り鶴は今、平和の象徴ではなく祈りの象徴といった方がしっくりくるのではないでしょうか。なにかを願う時の乗り物として折り鶴に願いを託すからです。それは平和に限ったことではなく、鎮魂の意と共に、事物を再確認させるといった力も備えているのではないでしょうか。答えや正解では無く、ひとりひとりがどう考えるか、どの様に受け入れるか。いつの日か出会った折り鶴はそんな事を教えてくれる、また、そのきっかけとなっているのでしょう。
 
これまで鶴の樹は街路樹の様に律義にすっとした、息を殺したような形でした。もっと生々しい「生命力」を感じる生物として表現出来ないだろうか。その思いから形が少しずつ変化しています。自然の脅威や恵みを生物としての樹木に、この時代やそれに生きている自分自身を折り鶴に落とし込み、鶴の樹を制作する。これが折り鶴に見る可能性のひとつです。
 
 
2016 11/1
 
 
 
- naoki onogawa -
 
 
 


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